石清水八幡宮 ⑩
石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)は、京都府八幡市にある神社。
平安時代前期に八幡宮総本社の宇佐神宮(大分県宇佐市)から勧請された神社で、
京都盆地南西の男山(鳩ヶ峰、標高143メートル)山上に鎮座する。
祭神
祭神は次の3柱。3神は「八幡三所大神」「八幡大神」等と総称される。
中御前:誉田別命 (ほんだわけのみこと) 第15代応神天皇の本名。
西御前:比咩大神 (ひめおおかみ) 宗像三女神、すなわち多紀理毘売命(たぎりびめ)、
市寸島姫命(いちきしまひめ)、多岐津比売命(たぎつひめ)の3柱を指す。
東御前:息長帯姫命 (おきながたらしひめのみこと) 神功皇后の本名。
歴史
貞観元年(859年)に南都大安寺の僧行教(空海の弟子)が宇佐神宮にて受けた
「われ都近き男山の峯に移座して国家を鎮護せん」との神託により、
翌貞観2年(860年)清和天皇が社殿を造営したのが創建とされる。
「石清水」の社名は、男山に既に鎮座していた石清水山寺(現・摂社石清水社)によるといわれる。
アクセス
最寄駅:京阪電鉄京阪本線 八幡市駅 (徒歩約5分)
境内は男山の上にあるため、麓からの参拝にはケーブルまたは徒歩で登る必要がある。
八幡市駅から ケーブル:男山ケーブル 男山山上駅下車 (徒歩約5分)
徒歩:表参道(約20分)または裏参道(約15分)ほか