熊野那智大社 ⑮
熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある神社。
熊野三山の一つ。
熊野那智大社の社殿および境内地は、ユネスコの世界遺産
『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年〈平成16年〉7月登録)の構成資産の一部
主祭神
熊野夫須美大神(イザナミノミコトの別名)
を主祭神とする「熊野十二所 権現」を祀る。
歴史
熊野那智大社は熊野三山の中でも熊野坐神社(本宮)・熊野速玉大社(新宮)の二社とは異なり、
山中の那智滝を神聖視する原始信仰に始まるため、社殿が創建されたのは他の二社よりも後である。
一説には、那智山の奥にある妙法山に登るための禊祓の地だった那智滝が聖地化し、
夫須美神が勧請されて当社が滝本で創建されたともいう。
アクセス
最寄駅:JRきのくに線・紀伊勝浦駅または那智駅
バス:熊野交通路線バスで紀伊勝浦駅または那智駅より15~20分
駐車場:あり