角田光代 「空中庭園」
最近は創作することばかりに腐心して
本も読まず、読書の楽しさを忘れてしまっていた。
面白い物語を書くためには、
私自身が読者の視点に戻るべきだと考え
『読書日誌』を付けようと思い立った次第です。
■ 著者名 ■
『空中庭園』
■ 著者 ■
角田光代
■ 出版社 ■
文春文庫
■ ジャンル ■
小説
■ あらすじ ■
郊外のダンチで暮らす京橋家のモットーは「何ごともつつみかくさず」。
でも、本当はみんなが秘密を持っており、それぞれ違う方向へ。
異質でありながらも家族であるしかない、普通の家族に見える一家の光と影……
ひとりひとりが閉ざす透明のドアから見える風景を描いた連作家族小説。
第3回婦人公論文芸賞受賞。解説・石田衣良
■ 感想 ■
角田光代という作家の名前は知っていたが、初めて読んでみた。
正直な感想はカミソリのような感性をもった、非常に表現力の豊かな作家だということ。
彼女の語る、すべての事柄が斬新な視点で新鮮な感覚、とても素晴らしい!
こういう作品に出会えたら、本当に読書が楽しくなるね。
■ 参考になったこと ■
この作家の感性と、ものごとの捉えかたが非常に考えさせられた。
■ 評価 ■
★★★★☆
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