散文 [創作とわたし]
http://matome.naver.jp/odai/2135238277327094801
創作とわたしとの関わりを考えてみました。
小さい頃から自分の世界に引き籠って、あれこれ妄想している子どもだった私。
絵を描くのが大好きで新聞のチラシの裏にお絵かきをして一人で遊んでいました。兄弟は多かったのですが、何んというか、今でいうコミ障(コミュニケーショーン障害児)みたいなところがあって、極端に恥ずかしがり屋で知らない人とは喋れない性質でした。
小学校の頃の夢は「無人島で暮らすこと」「宇宙の果ての無人惑星でサバイバル生活したい」そんなことばかり、毎日考えてました。SFやファンタジーの世界に憧れて、現実逃避したかったようです。
今思えば、何んという厭世主義者、余程、日常が嫌だったのでしょう。
中学生の頃は、漫画が好きで将来の夢は漫画家になることでした。
高校では漫画好きの仲間を集めて、同人誌などを発刊したりして、少しでも自分の夢に近づこうと努力していた。
――その夢は直接的ではないが叶った。
同人誌の交流会で知り合った男性と結婚して、後ほど小学館の児童漫画誌に連載を持っていたので、私は漫画家の女房として、アシスタントをしたり、アイデアを考える時のブレーンとして、創作のアシストをやっていた。
連載漫画の仕事は昼も夜もない。不規則な生活だったが自分たちが書いた作品を子どもたちに読んで貰えるのが嬉しかった。コミックスも他誌と合わせて10冊は出版しました。
まあ、その後……いろいろあって、大阪に還って主婦してますが、やっぱり創作が好きで今はネットを媒体にして詩や小説などを発表しています。
どんな形であれ、何らかの方法で創作をしていないと、自分自身の[存在価値]を見出せない人間なのです。呼吸と同じで止めてしまうと窒息しそうになります。
創作が命なんて大層なことは申しませんが、たぶん死ぬまで何かしら書いていくと思います。
――創作という形で、わたしの[生きた証]を残していこうと思っています。