― Metamorphose ―

rennka55.exblog.jp

泡沫恋歌のブログと作品倉庫     

ブログトップ

大エルミタージュ展(兵庫県立美術館)

a0216818_16593844.jpg

先日、兵庫県県立美術館で開催中の
『大エルミタージュ展』へ行ってきました101.png


a0216818_17082526.jpg


展示会場の入り口にはこの女性の肖像画が飾られていました。
この方こそ、エルミタージュ美術館をつくった
ロシア皇帝エカテリーナ2世です。


a0216818_17001411.jpg


ロシアの歴史とエルミタージュ美術館についての説明書。


a0216818_17014426.jpg


       ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像》

モデルの顔立ちは有名な《ウルビーノのヴィーナス》(フィレンツェ、ウフィツィ美術館)のそれに近く、かつてはティツィアーノの恋人を描いたのでは、ともいわれた作品。白いダチョウの羽飾りのついた帽はボーイッシュな印象で、彼女はここで男性用の帽子を借りて男装を楽しんでいるとの説もある。

1538年 油彩・カンヴァス
 ©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18


a0216818_17020744.jpg

                  フランス・ハルス《手袋を持つ男の肖像》

17世紀のオランダ絵画は「黄金時代」と呼ぶにふさわしく、肖像画、静物画など絵画ジャンルの専門化が進んだ。オランダでレンブラントに引けを取らない人気を博したのが、フランス・ハルスである。ここでは富裕な男性市民の誇りと自信に満ちた表情を見事にとらえている。

1640年頃 油彩・カンヴァス
 ©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18


a0216818_17032545.jpg


                ヤーコプ・ヨルダーンス《クレオパトラの饗宴》

クレオパトラにまつわる伝説で特に有名な場面のひとつ「饗宴」が描かれている。クレオパトラの饗宴に招かれたローマの将軍アントニウスはその盛観に圧倒されるが、クレオパトラは世俗の財宝、富には頓着しないことを見せるため、高価な真珠の耳飾りを外してそれをワイングラスに入れて溶かし、そのワインを飲んだという。

1653年 油彩・カンヴァス
 ©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18


a0216818_17040066.jpg


                 フランス・スネイデルス《鳥のコンサート》

それぞれの鳥を何かの楽器に見立てれば、鳥類の賑やかなホームコンサートである。同時にこれはバロック時代の自然に対する科学的なアプローチを反映して、鳥の生態を忠実に再現した鳥類図鑑の1ページのようにも見える。

1630年代-1640年代 油彩・カンヴァス
 ©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18


a0216818_17043278.jpg


トマス・ゲインズバラ《青い服を着た婦人の肖像》

半ば開いた口元とともにその目は何かを語りかけるかのようであり、タイトルにある青い衣、白く透き通るような肌、赤みのさした頬などの色彩的なバランス、調和も傑作の名に恥じない。今日から見れば多少「やり過ぎ」の感もある頭部の派手なファッションも当時の流行であった。

1770年代末-1780年代初め 油彩・カンヴァス
 ©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18


   ↓作品の紹介はこちらのサイトからお借りしました。

『作品紹介 – 大エルミタージュ美術館展2017』 http://hermitage2017.jp/works


a0216818_17012768.jpg
ブログ


by utakatarennka | 2017-10-17 16:54 | ブログ