石田衣良 「Gボーイズ冬戦争」
最近は創作することばかりに腐心して
本も読まず、読書の楽しさを忘れてしまっていた。
面白い物語を書くためには、
私自身が読者の視点に戻るべきだと考え
『読書日誌』を付けようと思い立った次第であります。
■ 著者名 ■
『Gボーイズ冬戦争』
■ 著者 ■
石田衣良
■ 出版社 ■
文春文庫
■ ジャンル ■
小説
■ あらすじ ■
鉄の結束を誇るGボーイズ異変が生じた。ナンバー2・ヒロトの胸の中に渦巻く、キング・タカシに対するどす黒い疑念。Gボーイズが揺らげば、池袋のパワーバランスも破綻しかねない……。タカシの危機にマコトはどう動くか? 史上空前の熱き闘いを描く表題作はじめ4篇を収録した、IWGP第7弾! 解説・大矢博子
■ 感想 ■
ついにIWGPシリーズをクリアーしたぞ!
最初はすごい勢いで読み始めたこのシリーズも、最後の2冊はかなり時間がかかった。というのも放置していたせいだが……。
全編読んだ感想としては、キャラクターが魅力的だし、ストーリーも世相を反映していて、たいへん面白かった。
この作家は村上春樹をわかりやすい、エンターテナーにしたって感じがする。
最近、石田衣良がどんな作品を書いているかしらないが、これから頑張って欲しいと思う。
■ 参考になったこと ■
IWGPシリーズの洒落た会話や表現がとても勉強になった!
■ 評価 ■
★★★★☆
Gボーイズ冬戦争 [ 石田衣良 ] |