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カテゴリ:愚詩 = 愚痴( 7 )

愚詩 = 愚痴 ⑤

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 【バカについて108の反省文】

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
まったくもってバカ ほんとバカ!
バカ過ぎて どこがバカか分からないバカ!
迷惑なバカ うっとうしいバカ 自己中バカ
目指せ! 完全無欠の大バカ者

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
子どもの頃から バカと言われ続けた
『あんたバカじゃないの?』
お陰でバカが板に付いて 自信持って言える
『わたしは立派なバカです』と!

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
バカという名の免罪符 どこでも貼れるバカ
バカだから いい加減です
バカだから 丸投げ状態ですわ
バカだから 自分の言動に責任持てません(笑)

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
あんたにバカって言われたくないよ バカ!
バカにすんなバカッ 怒るぞ バカ!
バカにだって 人権とプライドはあるんだ
自覚症状なしのバカ? バカ バ~カたれ!

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
まったくこの世は バカでごった返してる
日常的バカ 社会的バカ 海千山千バカ
自虐的バカ 快楽的バカ スイーツ大好きバカじゃないの?
刹那的バカ 普遍的バカ 朝から満員電車でバカくさ!

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
京都の観光名所 アジアからの観光客だらけ
アジアンパワーに圧されっぱなし
大声で喋るバカ! 唾吐くバカ! どこでも写真撮影すんなバーカ!
日本なのに日本語通じない んなバカなぁー
アンタらに日本文化わかるの? ウザいんだよ! バカ野郎!

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
もう嫌になっちゃうよ バカバカ言い過ぎじゃん!
言いたい奴には言わせおけ バカバカバカめ!
自分が一番偉いと思ってる あんたバカ!
他人の話し聴かないワンマン あんたもバカ!
人に説教たれんなっ このバカおやぢーー!

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
『生きた証』ってなんだ?
あれか 死んだときに……
坊主が板っぺらに書くアレか?

  『OOO莫迦信女』

う~ん バカにお似合いの戒名でした(合掌)

バカ バカ バカ バカ バカ
バカ バカ バカ バカ バ~~~カ!!
さ~て? ここまでバカが幾つかな?
ほらほら そうやってバカ数えて確かめようとする
アンタも馬鹿ねぇ でもバカは楽しいよね
は~い♪ 全部で108の煩悩バカでした 
バカったかな?

       


 【 有耶無耶 】

地べたを這いずる
蟲なんか 踏み潰しても
しょうがない

大空を飛んでいる
鳥なんか 狙っても
墜っこせやしない

中途半端な挫折感が
わたしの心から
情熱を奪っていく

正論を唱える奴らに
追い立てられて
隅っこでちぢこまる

負けるもんかっ!
握り拳を振りあげても
しょせん負け犬の遠吠え

何んとかしなくっちゃ
分かっていても……
そこで思考は途切れてしまう

明日こそ ガンバリます!
眠りにつく前に いつも
『くまのプーさん』に誓っている


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 【 アダムの領域 】

冬の京都の底冷えが
こんなに厳しいとは思わなかった
『暖』を取るために 飲んだ甘酒が
わたしの膀胱に水を溜める

切羽詰まっていた
ペンギンのように内股で ヨチヨチ歩く
溢さないように……

早く 早く 見つけないと
どこだ どこに あるんだ?
もう腹筋力では圧さえ切れない

  『TOILET』

このままでは破滅だ
タイムリミットは近づいていた
黄色い水たまりに 太陽は映らない

ついにあった!
まさに光り輝くチャペルのようだ
助かったと叫び 怒涛の勢いで飛び込んで
ナイヤガラの滝のように轟々と……

人心地ついた わたしは
個室から出ようと ドアを開けた瞬間
我が目を疑った!

背を向けて 男がふたり
自前の如雨露で放水中だった

まさか信じられない
ここは『アダムの領域』だったなんて!
イヴは個室から出られない

『神様、わたしは罪深い女です』

林檎も食べました!
蛇も虐めました!
男も騙しました!

そんな懺悔をしてる場合ではない

ついに 厚顔無恥なイヴは
脱兎のように 個室から飛びだし
何も知らない アダムたちの背中を
疾風のように駆け抜けた

彼女は手も洗わずに……



 【 オヤジのブルース 】

スッテーーーーン!!

地球が半回転した
いいや したのはおいらの方だった

おもいっきり
薄くなった後頭部を
アスファルトに叩きつける

\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/オイラハダアレ?

イテテ・・・
畜生め! 誰だよ
こんなところにバナナの皮捨てたのは?

今どき こんなバナナの皮で
すってんころりん ベタなギャグで笑えない
どうせ 時代遅れのオヤジだよ

通りすがりの女子高生に笑われた
薄くなった後頭部に
世間の風が冷たいぜぇ~

あぁ~オヤジのブルース



     【 輪っか 】

   棒で地べたに
   ぐるっと輪っかを描いた
   ここはわたしの陣地だから
   誰も入ってこないでね!
   高らかに領土宣言したら
   輪っかの中でうずくまる
   そんな風にテリトリー決められたら
   きっと楽に生きられるよね?
   自分の世界に浸っていたい
   踏みつけられて
   ぼろ雑巾みたいになって
   プライドも剥げ落ちた
   無防備なわたし……
   輪っかの中で足元を這う
   ありんことお友だち



 【 犬の糞 】

朝、駐車場の前に
犬の糞が落ちていた
私は舌打ちをして
それをテッシュに包んで
ゴミ箱へ捨てた

二日後、駐車場の前に
また犬の糞が落ちていた
私は憤慨し殺虫剤を撒き散らし
水を入れたペットボトル
その場所に置いた

その日から、駐車場の前に
犬の糞は落ちていない
だが糞をした犬もその飼い主も
分からないままに……
糞をされた事実だけが残った


   そこで言いたい!
   飼い犬の糞の後始末もできないような
   そんな人間に犬を飼う資格があるのか? 
   ……と。
 

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 【 残念でした 】

捨てていった想いや
叶わなかった夢を抱いたままで
わたしは一歩一歩 足を踏み出す

いつも「残念でした」という
不完全燃焼の鎖が絡みついて
上手く 足が動かない

前のめりになりながら
辿りついたら
そこにも「残念でした」の旗が……

いやいや 残念でしたねぇ
お猿が真っ赤なお尻を
ペシペシ叩いて嗤った

叶わない夢ばかりみているから
わたしの引いたくじは
またまた「残念でした」ばかりだ

いったい どれだけ歩けば
幸運の女神 あなたの手に
触れられるの?



 【 顔文字を使った詩(○>ω・)ь⌒☆ 】

仕切りたがりのおばさん
スーパーのレジでしきる
銀行のATMでしきる
トイレの順番もしきる

  『 ハイ! そこ空いたよ! 』

大きなお世話だよ(≧ヘ≦ )プイッ!
 

仕切りたがりのおばさん
家では専制君主 もう誰も逆らえない
人の迷惑かえりみず KYマイペース
若い男に甘く  若い娘には手厳しい

  『 最近の若い娘ってホント常識ないわ!』

一番常識ないのアンタだろ( 'ェ')σ

仕切りたがりのおばさん
スーパーの見切り品には目がない
受け取ったレシートは必ずチェーック♪
1円でも合わないと 大声でまくし立てる

  『 ちょっと! 間違ってるわよ責任者呼んでぇー! 』

アンタ少しは黙ってろ(怒`・ω・´)ムキッ

     
 ↑ こんな逞しい人には成れない。。。(o_ _)oパタッ



 【 “ 無 ” 】

“ 無 ”

は 感覚なのか
概念なのか

見えないものは
そこに存在しない

“ 無 ”

だが 言葉がある
表現がある

見つからない
でも探してみよう

“ 無 ”

分からない
分からない

答えがない まま
ずっと考えている――



 【 蚊を殺す 】

パソコンに向って
キーボードを打っていたら
ブ~~~ン
という音が聴こえてきた
蚊か?
気づいた時にはもう遅い
手と足と三ヶ所 刺された後だった
痒い 痒いと掻きむしりながら
蚊の気配を探っていると

ブ~~~ン
耳の側で聴こえた
パシッ!
両手で力一杯 叩き潰す
手の中には私の血を吸った蚊が
ペッチャンコになっていた
ざまあみろ!
一度か二度で止めて置けばいいものを
何度もくるから殺されるんだ

人間の血を吸うのは牝の蚊だけ
産卵するために栄養ドリンクのつもりか
私の身体に血液がたっぷりある
小さな蚊が何滴吸っても
どうってこともないが
あの刺した後の痒みだけは
勘弁してほしい
タダで血を吸って 置き土産があれか?
なんて恩知らずな奴だ!

一匹の小さな昆虫を殺したために
人類の未来が変わってしまう
パラレルワールドの話がある
私は蚊を殺し 詩に書いたから
記録として残るし それを読んだ人は
「くだらない」という感想を残すだろう
一匹の蚊を殺したことで
今、何かが変わろうとしているかもしれない

未来の私も そしてあなたにも――

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創作小説・詩

by utakatarennka | 2017-07-12 10:15 | 愚詩 = 愚痴

愚詩 = 愚痴 ④

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 【 不幸自慢 】

ずっと私は
ツイテナイ人間だと思っていた
生まれは貧乏だし
学歴もないし
親戚に金持ちなんかいない

死ぬまで働いて……
働いて……
働き続けて
不要になれば捨てられる
単なる消耗品の人間でしかない

社会構造の底辺を支える
アトラスになれないが
こっそりと
隅っこで
アイムソーリーとあぐらをかく

そんな
私にできることといえば
不幸自慢だけ



 【 フルーチェ 】

フルーチェを作った
冷蔵庫で冷やして
お風呂上がりに
娘と二人で食べた
フルーチェのメロン味が
美味しいねと娘がいう

幸せというのは
毎日のささやかな喜びを
拾いながら
生きて行くことだよ
フルーチェを食べながら
したり顔で母がいう



 【 特別の日 】

今日が特別の日だってことは
朝起きてカレンダーを見て分かった

だって
赤いマジックでを付けていたもの

だけど
を付けたその日は
単に廃品回収の日でしかなかった

なんで赤いなんか付けたんだろう?

でもね
今日というこの日は一生に一度しか来ない
二度とない 今日という日を大切にしたい

だから
毎日毎日が赤いで囲った
私だけの特別の日なんだ


 
 【 妄想を泳ぐ 】

唐突な話なんですがね
最近 魚になりたいって思うんです
いえ 泳ぎは得意じゃありません
なんか太陽とか土とか風とか
面倒臭いなあーって感じるから

海の中はいいだろうなあー
何処までも
青く広く自由なんだ!

できたら回遊魚になりたい

「およげ!たいやきくん」なんか
口ずさみながら
大きなヒレで泳ぎ回る

ある時は深海まで潜って
幻の古代魚シーラカンスを探す
また月夜には海面まで浮上して
マンボウ君と南十字星を眺めるんだ

そんな風に存分に泳ぎ回って

最後は 
パクリと鮫にやられちまってぇ~
お終い!

あははっ

……あ まって
やっぱり メダカがいいわ 

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 【 おばさんの呟き 】

ごく普通のおばさんです

暮らしぶりは平凡ですが
お小遣いを稼ぐために
少々 仕事もやっておりまして
それを理由に家事は手抜している
ズボラな主婦でございます

趣味はスーパー銭湯とグルメ

そんなデフォなおばさんが
時々 詩と称する
短文を書き散らかしているのです
まあ 日常の四方山話で
詩に依る井戸端会議でしょうか

了見の狭い底の浅い思考

フッと頭に浮かんだ言葉や
胸の中でモヤモヤした感情を
パソコンに打ち込んで
ネットサイトに投稿して
ストレスを発散しています

文字数ばかりで内容は薄っぺら

出口のない不満や怒りを
盛大に吐きだして
勝手に「詩」とかほざいてる
厚顔無恥なおばさんは
この私です

誠に申し訳ありません

――ですが、おばさんなので反省はしません



 【 ちくわ 】

冷蔵庫に賞味期限切れの
ちくわが一本残っていた
二日しか過ぎていない
まだ大丈夫だろうと
丸かじりする

食べながら
ちくわの穴と対峙する
もしかしたら……
別世界が見えるかも知れないと
穴から外を覗いてみる

ジィィィ――――

一見無駄にみえる穴だが
そこにはちくわの
「美味しく食べてね」
と、いう
メッセージが込められていたのだ

時として
胡瓜やチーズといった
異物を挿入されたり
塞がれることもあるが
かまぼこや平天にはない
この穴こそが
ちくわのアイデンティティ!

安いからと
考え無しに買ってしまう
五本入りちくわだと
いつも一本残ってしまい
賞味期限切れ
ゴミとなり
捨てられることも多い

食材としては
おでんに入れるか
天ぷらにするか
そのまま切って食べるか
レシピにバリエーションがない
そういう意味で
ちくわって奴は自己完結している

そんなことを
つらつら考えている内に
一本のちくわは
私の胃袋に収まった

ちくわよ
今日も美味しく ありがとう!

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 【 納豆 】

私は関西人だけど
納豆が大好きです!
けれど頑固な関西人の旦那は
決して納豆を口にしない

蛸を食べる日本人を見る
欧米人の眼
豚を食べる民族を見る
イスラム教徒の眼

彼にとって
そんな腐って糸引いたような
臭い豆を食べる私は
異邦人なんだろう

だから納豆を食べるのは
旦那が居ない日に限定される
いそいそと納豆を
箸でかき混ぜている私は……


   ――まるで隠れキリシタン



 【 セロリくん 】

セロリくん
臭いから苦手だっていう人
あんがい多いんじゃないかな

触感はシャリとして蕗みたい
いたって淡泊な味なのに
強烈な野菜臭で
やたらと自己主張している

漢方薬みたいなあの臭い
わたし嫌いじゃないよ
体に良さそうだと
鼻孔がピクピク反応するから

セロリくん
なんでか気になる野菜さ
ときどき無性に食べたくなっちゃう



 【 物忘れ 】

ここんところ
物忘れが多くなった
年のせいにしたくないが
やっぱり年のせいか

特に人の名前を失念してしまう
テレビタレントは元より
知り合いの名字さえ出てこない

先日も
道で女性に挨拶されたが
顔には見覚えがある
その人の住んでいる家も知っている
――だが、名字が出てこない

はてな?

何百人もの顧客を仕事で扱っている
全部の顔と名前が一致するのは難しい
それでも思い出せないとなると……
一日中考えてしまう

気になる 気になる 気になる

いくら懸命に考えても
物忘れの答えがみつからない
まだ呆けたと認めたくないが
もういいやと諦めかけた頃に――

お茶碗洗ってる時に、あ!
お風呂に浸かってる時、あ!
布団の中で、あ!

布を噛んで動かなかったジッパーが
急にス―――と動いたように
謎だったワードが
頭の中に不意に降ってきた

やっと、これで安心できる!

私の老後の戦いは
この厄介な物忘れになるだろう



 【 猫の集会 】

ぽっかりお月さま 
今夜は月明かり
暖かい風が吹いてきた

ブロック塀の上に猫がいる
ゴミ置き場に猫がいる
駐車している自動車の底にも
猫が潜んでいた

ニャア――

真夜中は猫たちの世界
あっちこっちからやってきて
月に一度の猫の集会日だ
黒やら白やらトラやら
総勢十匹の猫が集まっている

いったい何を話しているんだろう
耳を澄ませて聴いてみたい

消費税が上がったので
猫の餌代もバカにならないって 
うちの飼い主がボヤクくのよ
最近は缶詰が減ってカリカリ餌ばかりだ
そればっかりだと
おしっこの病気になっちゃう!

おやおや、
猫さんの食生活が貧しくなってきてる

三丁目に猫カフェができたらしいよ
なんじゃそりゃあ?
猫のサービス業だって……
人間と遊んでやったら
リッチな餌がもらえるんだぜぇー
へぇー、チョロイ仕事だなあー

そうそう、
猫さんは人に媚びたりしないもの

戦争・原発・放射能
いつも不安を煽っている
人間は欲が深いから不満ばかり
それに比べて猫は――
わずかな餌と寝る場所さえあれば生きていける
年老いた茶トラがそういった

ふむふむ、
猫からみたら人間って憐れな生きものだ

生まれ変わるなら猫がいい
今度もやっぱり猫がいい
いつだって自由な魂を持っている

ニャア―――

猫は三日やったら止められにゃ~い♪


ぽっかりお月さま 
猫の集会の終わりには
そんな歌が聴こえてきました

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創作小説・詩


by utakatarennka | 2017-07-11 12:53 | 愚詩 = 愚痴

愚詩 = 愚痴 ③

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 【 オバサンの心得 】

オバサン オバサンって ウルサイ!
今は若いアンタたちも
いずれはオバサンになるんだ
その時のために
オバサンの心得を教えておくよ

まず オバサンは
“ 絶対に負けを認めない ”
何があっても 自分の「非」を認めないこと
困ったら オバサン流に
“ 聴いてないもーん ”
とうそぶくことだ

実際 オバサンたちは
自分の話はペチャクチャしても
人の話なんか きちんと聴いてないから
それで周りは仕方なく納得するはず

KY・メカ音痴・厚顔無恥
これぞ オバサンの三大スペック

専業主婦歴が長くなってくると
家の中で一番エライのは自分
もう誰も逆らえないから 
ついに“ 自分ルール ”発動だ!
そして みんなに強要する
まさに専制君主
いや 専制主婦だね

世間との価値観の相違に
気づいてないのは本人だけ?

――けどさ オバサンなのに
本人が自覚してないのは
かなり痛い人
若作りで派手な格好していても
腰痛あったり 老眼きてたり
更年期でいつもイライラしてたら
未婚既婚の有無に関係なく……
もう 立派なオバサンなんだよ

そりゃあ オバサンだって
可愛らしい少女時代もあったよ
ガラスのように傷つきやすい
ナイーブだった心も
長い歳月
世間の雨風に打たれまくって
何があっても 何を言われても  
ビクともしない
強化ガラスの心になっちまった

スーパー銭湯が好き
格安グルメが食べたーい
もう愛も恋も関係にゃい!
一番気になるのは
体脂肪とコレステロール値だってば

オバサン オバサンって
嗤うんじゃないよ!
いずれ アンタたちも
こんなオバサンに近づいていく……

――そう 時間は止められないのさ



 【 一発殴っていいですか? 】

ムカッと腹が立った時
握りしめる その拳
そいつで一発殴っていいですか?

ゴミ出しルールを守らない
近所の主婦
どうして生ゴミの中に
プラッチックと缶を混ぜるのよ

だから違反ゴミのシール貼られて
残されていくでしょうが
それを誰が片付けると思ってんの?

 一発殴っていいですか?

うちの家の前に犬のウンチを
置いていった愛犬家さん
飼ってる犬のウンチの始末も出来ないなら
ペットを飼う資格なし!

動物好きだからといって
人間には優しくないことを知っています
だけど社会ルールだけは守ってよ!

 一発殴っていいですか?

約束をドタキャンしたあなた!
レストランの予約入れてるのに
前日の24時間切ってるのに……
突然「行けない」はないでしょう?

ちゃんとした理由も言い訳もなく
約束を反故にしてもいいと思ってるの
そんな常識のない人間は認めません

 一発殴っていいですか?

気に入らないことがあったら
詩にあげて憂さ晴らしをしょうとする
コンチクショーな奴め!

自分の価値観で善悪の判断をして
それが正しいと言い張る
こんなクレーマーなオバサン

どうぞ
一発殴ってください!

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 【 紅葉 】

紅いやら
黄色いやら
騒いでるんじゃない

山の中に勝手に入ってきて
ジロジロみて 
写真撮って
弁当食い散らかして
ゴミだけ残して帰る
観光客たち

俺は
おまえらに怒って
紅葉なってるんだ!



 【 軽くいこう 】

不思議だ!

なぜか洗濯物をベランダで干していると
詩作のアイデアが浮かぶ

わたしの詩の神様は
物干し竿にぶら下がっているのだろうか?


わたしの長所は頭の悪いところだ

そのお陰で難しい話を適当に
聞き流せる

簡単な話を
ことさら難しく説明する人が
実は苦手です


物事を深く思い詰めない性質だから
私の頭は健康だ

少しネジが緩んではいるが
まあ それも善し

こういう人間を世間ではポジティブというらしい

わははっ
笑うと眉間のシワも消えちゃうよ

軽くいこう 軽くいこう!



 【 春一番 】

女子高生のスカートを
ヒュンとひるがえし
春のイタズラ者が通り過ぎる

激しい風に街路樹も
大きく揺れて
梢にとまった小鳥は
今にも吹き飛ばされそう

突風で倒れた看板が
歩道を走る自転車をとおせんぼう
春のイタズラ者がペロリと舌をだす

静謐な冬が溶けていく
騒がしい季節がやってくる

待て 待てと
春のイタズラ者を追いかけて
やっと掴んだ
小さな「春」の一文字

花粉が飛んでも
黄砂が舞っても
PM2.5とかいう
得体の知れない汚染物質まで
大海を渡ってくるけれど……

日本中に桜の咲く
この季節が一番きれいだ
やっぱり春がいい

春一番

はるいっちばーん! 



 【 カップ麺讃歌 】

カップ麺が好きです
お湯をかけて待ってる時間も楽しい
自分にとってカップ麺はご馳走なんだ

カップ麺が好きだというと
貧乏くさい 手抜き 身体に悪いと
知ったかぶった顔で注意されてしまう

だって貧乏人だもん
カップ麺好きではいけないの
上目線からの忠告なんかムカつく

手抜きといえば手抜きだよ
だってお湯かけて即食べれるし
食べ終わったら器ごとポイだし

健康に悪いものは一切口にせず
高価なサプリメント摂って
早死にした人知ってますが……

やっぱりカップ麺が好き
美味しくて お汁も全部飲んじゃう
好きなものは好きだと胸を張っていうよ



 【 時計 】

うちには時計が大小20以上はある

掛け時計 置時計 目覚まし時計
腕時計 携帯電話の時計 PCの時計
給湯器の時計 ファックスの時計 
炊飯器にも時計が付いてる

時計が多過ぎてうんざり!

しかも どれも微妙に狂っている
一番進んでいる時計で18分
遅れている時計で34分
5年前から電池切れで止まってる時計まである

数ばかりあって 当てにならない

だからお昼は
体内時計で決めている

「お腹が空いたぁ~」

私の腹時計は
いつも正確に時を告げるのだ


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創作小説・詩


by utakatarennka | 2017-07-11 12:21 | 愚詩 = 愚痴

愚詩 = 愚痴 ②

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 【標語】

カレンダーを捲ると標語が書いてある
『向上する意思があれば道は拓ける』
自信たっぷりのその言葉に釈然としない

テキトーに世間ではそう言うけど
さも正しい事みたいに言い切れる
その根拠は いったい何処にある?

スミマセン! 捻くれ者です
物事ナナメにしか見れません!

だいいち努力なんかしたって
ほとんどの場合が報われないまま
無駄に終って後悔するだけ……

スミマセン! 挫折者です
希望なんか持てません!

くだらない事にムキになって
自分を主張しないと気が済まない
それは器の小さい人間のやる事でしょう?

ハイ! ただの馬鹿です
放って置いてください!



 【 凸凹 】

ちょっとしたことで
ああ、自分はダメな人間だなぁー
と 凹(へこ)んでしまうことがある

次々によぎっていく
失敗 恥 屈辱 凹(負)の記憶たち
どこかに 凹(あな)があったら入りたい!

おまけにトラウマスイッチが入って
心が 凹(へしゃげ)て絶望モードになる
部屋の隅っこで 頭を掻き毟りもがく

あああああぁ―――!!

なんとか立ち直ろうと
好きな音楽を聴く お菓子を摘まむ
少しはテンションが凸(あが)りそう

さらに、好きな人のことを想ったり 
趣味のことなんか考えたりしていたら
凸凸(うきうき)した気分になってきた

なんて単純な人間なんだろう

わたしの心は振り子みたい
ゆらゆらと いつも揺れている

凹(下降) ⇔ 凸 (上昇)行ったり来たりして

心の振り子は揺れるよ 揺れる

凹(へこ)んだり 凸(ふく)らんだり
凸(躁)なったり 凹(欝)なったり

なんて単純な人間なんだろう

今日もわたしは 
居心地の好い心の在り処を探して
心の振り子を揺らし たゆたう

凹(マイナス)から 凸(プラス)思考に
凹(ネガティブ)から 凸(ポジティブ)へ

よ――しっ
チューニングは出来た! 


                      

 【 カマキリの災難 】

昼下がりの公園
子どもたちが四、五人集まって
わいわいやっている
何だろうかと覗きこんだら
身体が一番でかい男の子が
カマキリを手に持っている
青い立派なカマキリだ

「今から、このカマキリ空を飛ぶでぇー」

大きくかぶり振って
男の子は空高くカマキリを放り投げた
放物線状にクルクル回転しながら
フェンス越しの駐車場へ
落下していくカマキリ
そして見事な着地だ

「ウルトラC!」

何もなかったように
駐車場のアスファルトの上を
ヨチヨチと歩き出した
あんな目に合わされたのに
カマキリは平然としている
昆虫って感情とかなさそうだ

だけどカマキリの仲間に会ったら

「おれなあ、今日、大空飛んだんやでぇ」
「マジか? 俺らの仲間ではお前が初めてや」
「そや、凄いやろ」

カマを構えて自慢しているに違いない

     *

華麗に飛べない昆虫カマキリが
初めて蝶々やとんぼのように空を舞った
これは進化の記録として録って置くべき事実だ
たぶん 今日からカマキリは
空を飛ぶための進化のスイッチが入った筈だから

300万年後の地球の空を
カマキリが優雅に舞っていることだろう

その頃 カラスは飛べなくなって
鶏みたいに地べたを這っている
そして 王蟲(オーム)のように
巨大化したダンゴ虫に踏み潰されるのだ

ざまあみろ!

無邪気な午後のひと時と
アホな妄想でした


   ※ カラスに関する記述は「カラスの勝手じゃない」を参照してください。
     筆者のカラスへの恨みが込められています(笑)

     ちなみにカマキリは飛ぶんだという意見を多く頂きましたが、
     私は飛んでるカマキリを見たことないです。


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 【 基準 三詩 】 

『物差し』

幸せとか、不幸とか
いったい誰の
基準で決めるのですか

その基準となる物差しを
いったい誰が
持っているのでしょうか

あなたですか
神さまですか?


『平行線』

君が唱える正しさと
私が考える正しさは

どこまでいっても平行線
交わらない思考と思想

たぶん 正解は
ひとつではないのだろう


『美人』

女は美人に生まれたら
貴族の称号を
与えられたと同じ
まさに特権階級なのだ

賛美の言葉や
貢物の数々で
男たちを下僕にして
我が世の春を謳歌する

同性に嫉妬されても
不敵な笑みを浮かべて
世の中 美人=正義
この図式がまかり通っている

だが私の知る限り(あくまで)
美人はあんがい
幸せになっていない
どこで人生間違えたのか

汚いボロアパートが
昔は美人だった女たちの
墓場になっているから
不思議だったりする


 追記

ただ、
庭の花がきれいに咲いてる家は
それだけで
幸福そうにみえるね



 【 蝉 三詩 】

『蝉大合唱』

夏空に響き渡る
蝉の大合唱
耳が汗かき
体感温度3 ℃上がる


『蝉爆弾』

マンションの外階段に
蝉が落ちていた
そっと跨いで通ろうとしたら
突然!
蝉爆弾がさく裂した

ジジジジジ――――!!

そのけたたましさといったら
耳をつんざく
むかっ腹が立つ
階段から蹴り落としてやった
私はテロには屈しない!


『蝉大往生』

腹返し大往生の
蝉の亡骸に
雌伏六年の大望を果たしたか
訊いてみたい

あー、それから……
うちのベランダで
勝手に死ぬのは
どうかやめてください

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創作小説・詩


by utakatarennka | 2017-07-11 11:50 | 愚詩 = 愚痴

愚詩 = 愚痴 ①

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 【 夏が終わる 】

ジリジリと
焼けつくような太陽の熱が
私の身体から水分を奪う
紫外線は表皮を突き破って
細胞組織にまで浸透する
肌には黒い疵が残った

もう いい加減にしろ!
と 叫びたくなるほど
執拗な暑さで
この夏は私を責め苛んだ

まるで2ちゃんの荒らしのような
執念深さだったと体験者は語る

ハァハァ……
息をしているだけで
もうやっとだった

生体エネルギーの
消耗を最小限に抑えるため
省エネモードに切り替えた
スイッチON!

1、仕事
これはやらないと食べていけない

2、家事
テキトーに手を抜くか

3、創作
うん これを省くしかない
どうせ 暑くて頭が回らないしなあ

上記の理由で 秋風が吹くまで 
私の創作は【 夏眠 】していました

(`・ω・´)ハイ!



 

 【 連鎖 】

我が家では去年の秋から
家電品が壊れるという【 連鎖 】が始まっている

最初に洗濯機が壊れた
スイッチを入れても作動しなくなった
もう7年は使っている 
そろそろ寿命だったのかな
洗濯できなくなっては
健全な家庭生活が送れなくなる
慌てて家電量販店へ買いに行く
届くまで下着類だけ手洗いだった

今年になって
お風呂の給湯器が壊れた
風呂釜と一緒に取り替えて貰う
この家に引っ越ししてから15年経つ
そろそろ壊れても仕方ないが……
何しろ高額商品
財布が湯冷めして風邪を引いた
けど 新しいお風呂は超快適だった
すぐに沸いて温度調整もしてくれる
バスタイムが至福になった

次に電子レンジがやられた
料理を入れてスイッチを押しても
ただの沈黙の箱になった
無いと不便なので 
即 買え替えることに
簡単機能の安いので十分だ

続いて
DVDデッキも昇天
食器乾燥機が鬼籍
体重計までポアされた(たぶん電池切れ)

この夏 ついに
旦那まで壊れた!
元々 いろいろ成人病を持っていたが
とうとう腎臓がダメになってしまった
大学病院に二週間入院した 
私は仕事しながら
猛暑の中を一日置きに見舞いに行った
病院にいる病人より
私の方がよほどしんどかったわ

人工透析患者になってしまった
うちの旦那は障害者1級だそうだ
人工透析する前よりも
今の方が顔色もよく 元気そうに見える
日本の先端医療は凄いと思ったね

まるで呪われたように
壊れるという【 連鎖 】が止まらない
ああ なんてこったい!

後は私の頭が壊れてしまうかも?
いや それはもう
――すでに壊れているだろうが



 【 カラスの勝手じゃない! 】

私は五月にカラスに襲われた
いつもの道を自転車で走っていたら
前を歩いているオジサンがカラスに突かれていた
ははん さてはカラスに石でも投げたんだなあ
……と 
この時点では人ごとの顔で通り過ぎようとしていた

バサバサという羽根音が聴こえた
カァー と鳴き声がした
その後 コツンを頭に何か衝撃が!?
あれ なんだ?
――と思ったら
もう一度 カツンと私の後ろ頭を蹴って
カラスは空高く飛んで行った

チクショウめ!
何もしてない通行人に何をしやがる
つがいのカラスにやられたようだ
見事な連携プレイで二発キックをおみまいされた
帽子を被っていたのでまだマシだったが 
カラスの後ろ脚キックはかなり強烈だった

危害を加えた訳でもないのに
まさか 自分がカラスに襲われるなんて
想像もしてなかった
道を通っただけで攻撃するとは
上等じゃんか!
その日からカラスは私の生涯の敵になった

近くにお前の巣があったとしても
雛たちの巣立ちシーズンだったとしても
餌がなくて苛立っていたとしても
そんなことは知るか!
 
「カラスの勝手でしょう」

そんな理屈は私には通用しない
動物愛護協会に怒られても
日本野鳥の会のメンバーに睨まれても
グリーンピースに大砲を打ち込まれても

カラスめ
お前の勝手なんか 断じて許さん!
人間さまを舐めんなよ
いつか成敗してやる
ポケットに小石を忍ばせて
自転車に跨り今日も行く

覚えてやがれ!

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 川柳【 ダメ詩人の三句 】

才能がない! 

 パクるんだ 自作気取りの オマージュ

ネタがない!

 探すんだ 古い日記の つらい恋

うけない!

 晒すんだ みんな大好き 自虐ネタ



 川柳【 誤字脱字 】

恥かしや 後で見つかる 誤字脱字

本になり 修正できず 涙の日

またやった 読みなおしても 見つからず



   【 重箱の底の研究者 】

   編集者を騙り上目線で
   批評と称する個人攻撃
   重箱の底を突く能無し
   研究者気取りの傲慢さ
   馬鹿が偉そうに語るな
   底の浅い批評には失笑
   無能な自分が悔しくて
   人の才能をこけ下ろす
   妬み僻み嫉み渦巻く魂
   彼は重箱の底の研究者



 【乾燥機問答】

雨の日の憂鬱の原因が
洗濯物が乾かないせいだと
今、気付いた
湿っけた洗濯物が
部屋中に吊るされて
うっとうしい
ベランダに干された洗濯物も
いつ乾くか分からず
さらに絶望的気分になる

 ―乾燥機を買えば―

誰かに言われた
あれは音がうるさいし
余計に部屋が湿気るので嫌いと
二〇年前に使った乾燥機のことを言う
たぶん、今は改良されているのに……

 ―だけど洗濯物が乾かないでしょう―

やっぱし洗濯物は
太陽で乾いた方が清潔で気持ちいいよね
カラッとして日向の匂いがするんだ
そう言って、人の意見を聞かない

 ―外で干した洗濯物は清潔ですか―

外には花粉や黄砂も飛び散っている
外で干すのが一番だと言い切れますか
エコを度外視すれば
乾燥機の利点はいっぱいありますよ

……スイマセン……

間違ってました
ただ、頭が固いだけです

 ―じゃあ乾燥機買いますか―

……やっぱし嫌です……

理由はクシャクシャになった洗濯物を
伸ばしてたたむのが面倒だから

でも、本当の理由はね
つまらないことに拘って
小さなことに意地を張って
これが『あたし』なんだと自己主張したい
お馬鹿な主婦だから……

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創作小説・詩


by utakatarennka | 2017-07-10 15:40 | 愚詩 = 愚痴

春のカオ Ⅱ

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春の朝
庭のプランターの
パンジーが風に揺れている

ヒゲおやじたちの集会だ

いったい
どんな話をしているのかな?


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ヘークション! ヘークッション!

くしゃみが止まらん
おまけに目もかゆい
参った 参った

これが人間たちのいう
花粉症ってやつか?

パンジーのワシが
まさか杉にやられるとは
トホホ……


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立派なおヒゲの
パンジーおやじのいうことにゃ

そりゃあ おまえさん
地球の空気が汚染されてるせいじゃよ
最近じゃあ放射能まで交じっておる

こうなったら
わしら植物のチカラで
汚れた地球の空気を
浄化していくしかないんじゃ

皆の衆
頑張ろうぞぉー!

おぉっー!!


――そんな ヒゲおやじの
声が聴こえそうな朝でした(○^o^○)ニコッ♪


(2012/03/27 撮影)




 
   創作小説・詩
by utakatarennka | 2012-03-29 09:31 | 愚詩 = 愚痴

春のカオ Ⅰ

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「おはよう」


春風が挨拶をする

足元のプランターに

ヒゲおやじ
  
風に揺れて笑っている

カシャ!

私の新しい携帯に納まった


春のカオを探しにいこう


(2012/03/19 撮影)





   創作小説・詩
by utakatarennka | 2012-03-29 09:17 | 愚詩 = 愚痴