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アニメ記録ファイル 111

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画像はおしゃれでかっこいい壁紙サイズの画像集【PC Wallpaper】からおかりしました。
https://matome.naver.jp/odai/2130176743667455101?&page=5


今までに鑑賞してきたアニメについて
やや声優さん寄りの視点にて、
腐女婆の独断と偏見によるアニメ感想なのだ。

作品資料などは私が登録している
有料アニメ見放題サイト
からお借りしております。


 ■ 作品名 ■

『ReLIFE』

 ■ あらすじ ■

海崎新太(27歳)は、新卒として入社した会社を3ヶ月で退職。
その後の就活もうまく行かず、親からの仕送りも打ち切られ田舎に戻ることを迫られる。悩みを打ち明けられる友達も彼女もいない……途方に暮れる海崎の前に謎の人物・夜明了が現れる。
夜明は海崎にニートを対象にした社会復帰プログラム「リライフ」への参加をもちかける。その内容は、謎の秘薬で見た目だけ若返り、1年間高校生として高校に通うことだった―。

 ■ キャスト ■

海崎新太:小野賢章/日代千鶴:茅野愛衣/夜明了:木村良平/狩生玲奈:戸松遥/大神和臣:内田雄馬/小野屋杏:上田麗奈/玉来ほのか:茜屋日海夏/犬飼暁:杉山紀彰/朝地信長:浪川大輔/天津心:沢城みゆき/宇佐浩史:羽多野渉/犬飼すみれ:白石涼子

 ■ スタッフ ■

原作:夜宵草(comico)
監督:小坂知
シリーズ構成:横手美智子、兵頭一歩
キャラクターデザイン・総作画監督:山中純子

 ■ ジャンル ■

ドラマ/青春 恋愛/ラブコメ

 ■ 制作年 ■

2016年

 ■ 感想 ■

このアニメ、自分的には結構好きな物語でした。
主人公の海崎新太がいい人過ぎて、もっともっと活躍を観てみたい。
最後は無理やりまとめるように終わってしまったけど、ReLIFEの二期が出来たらいいなあ~。

  ■ 評価 ■

 ★★★★


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# by utakatarennka | 2017-10-12 13:55 | アニメ記録

寿司を喰う女 ③

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写真は回転寿司スシローにて撮影したものです。


   寿司を喰う女 ③

 俺の住居である、この事務所では自炊はいっさいやらない。
 たまにカップ麺のお湯を沸かすくらいで、ほとんど外食かコンビニ弁当にしている。立派なキッチンがあるのだが、ここで食事を作ったら公私の区別がつかなくなるし、所帯じみてくるのが嫌だった。絶望的な結婚生活を体験した俺は、家庭的なものに対してことさら反抗的だった。
 時々、パートの寺田さんが自分のお弁当と一緒に俺の分も作ってくれたことがあったが、丁重にお断りした。手作り弁当とか家庭料理とか……そんなものはこれからの俺の人生には無縁だと思っている。寺田さんはいい人だけど、人から干渉されるのも嫌だし、彼女の好意に甘えたくないと思う自分がいる。
 お昼になると近所のコンビニに弁当を買いに行くのが日課だが、さすがに毎度メニューを替えてもコンビニ弁当には飽き飽きしてきた。コンビニ弁当ばかり食べている俺のことを心配してか、寺田さんが手作り弁当の店を紹介してくれた。ここから歩いて十五分くらいのところに、その弁当屋があるらしい。
 今日は納品もないので暇だし、ぶらぶら歩いて弁当でも買いにいこうと思い立った。

 ごく普通の住宅地の中に、そのお弁当屋はあった。
 寺田さんに書いてもらったメモ書きの地図はかなりアバウトで、少し入り組んだ目立たない場所にあったので、俺は道に迷ってしまった。犬の散歩させていた老人に店の名前を言って訊いたら、こっちこっちとわざわざ案内してくれた。安くて量が多くて美味しいと近所では評判のお店だった。
 手作り弁当の店『お多福(おたふく)』は、民家の一階を改造して店舗にしている。弁当を受け渡しするカウンターと出来上がりを待っているお客用の長椅子があるだけのこじんまりしたお店だった。弁当のメニューもそう多くはないが、写真を見る限りどれも美味しそうだ。
 厨房から「いらっしゃい」と、おばさんが出てきた。
「ご注文は?」
 と訊かれて、とっさに唐揚げ弁当と答えた。
「お客さんは初めての人かい? うちは常連さんが多いからね」
 弁当屋のおばさんが俺の顔を見てそんなことをいう。
「ええ、まあ……」
「一人暮らし? うちのお弁当は独身向けに栄養のバランスを考えて、野菜や煮物も多く入れてるんだよ」
「そうですか」
「この近所に住んでるの? おふくろの味が売りのお弁当屋だから、どうぞご贔屓に」
「はあ……」
 曖昧に答える。
 あれこれとおばさんが話しかけてくる。
 悪気はないのだろうけど詮索されているようであまりいい気がしない。長椅子に腰かけて弁当が出来上がるまで、手持ち無沙汰だからスマホを弄りながら待っている。
 しばらくすると、「お待ち!」と声がして、暖簾の奥から若い女が顔を出し、カウンターの上に弁当を置いた。その顔を見た瞬間、「あっ」と声が出た、鈴木ともこだ。いつも回転寿司で会う、鈴木ともこがここで働いていたなんて……俺の方に気付いて、ともこは驚いた顔をしたが、軽く会釈をして厨房に引っ込んだ。
 実のところ、この時点では鈴木ともこという、彼女の名前をまだ知らなかった――。
 唐揚げ弁当を受け取って帰る途中、あの弁当屋はおばさんがウザイから止めようかと思ったけれど、鈴木ともこがあそこで働いているなら、また行こうと思った。
 この唐揚げ弁当も彼女が作ったものだと思うと、なぜか胸が高鳴る。



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創作小説・詩

# by utakatarennka | 2017-10-10 19:57 | 恋愛小説

寿司を喰う女 ②

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写真は回転寿司スシローにて撮影したものです。


   寿司を喰う女 ②

 いつものように回転寿司のカウンターに座っていると、鈴木ともこが隣に座った。
 ここで顔見知りになった我々は軽く会釈をした。今日も百円皿の寿司ばかり食べている彼女に……思い切って俺は、中トロ、大トロ、赤身鮪など六貫盛り合わせた特選寿司の鮪盛りを勧めた。
 「二皿頼んだので、もし良かったら食べてください」
 いきなり特選寿司の大皿を目の前に置かれて、ともこは目を丸くしていた。
「どうか遠慮しないでください。間違って二つ注文したんですから……」
 カウンターの上のタッチパネルを押し間違えたと言い訳したが、スマートな勧め方ではないことは自分でも分かっている。そんなベタな嘘をついてでも、ともこに旨い寿司を食べたさたいという衝動を抑えられなかった。
「いいんですか?」
「どうぞ、どうぞ」
 俺は愛想笑いを作って勧める。
「……実はこれ食べてみたかったんです。一回のお寿司代は八百円までって決めてるんで注文できなかった」
「そうでしたか」
 特選寿司の鮪盛りは九百八十円プラス消費税なので、彼女の予算を越えてしまう。
「じゃあ、お言葉に甘えて、いただきまーす」
 そういって、寿司を口に運んだ。
「あら、美味しい! ほっぺが笑っちゃう」
 ほっぺを両手で押さえて、お茶目な風にそういう。
「それって? ほっぺが落ちるんじゃなくて……?」
「ええ、嬉しくてほっぺがひとりでに緩んでくるんです」
 ともこの笑顔は子どものように無邪気で可愛いかった。
「寿司が好きなんですね」
「母方の実家が寿司屋だったんです。小さい頃、お店に行くとカウンターの中で注文した、お寿司をお祖父ちゃんが握って食べさせてくれたんです。とっても美味しくて……今も忘れられない味なの」
「個人経営の寿司屋さんは少なくなりましたね」
「お祖父ちゃんのお店も今はありません」
「それは寂しいですね」
 しょんぼりと項くともこ。
「最近は回転寿司ばかり……。けれど、お寿司が安くで食べられるので助かります」
「同感です!」
 こうして、ともこと俺の話の糸口が結ばれた。
 旨そうに寿司を食べるともこの横顔を見ていると、なぜか俺まで満たされた気分を味わった。
 二人は寿司が取り持つ縁だった――。

 離婚直後、大学時代の先輩が輸入雑貨の会社をするので手伝ってくれないかと声を掛けられた。
  別れてからも、金の無心や復縁を迫りに会社まで押しかけてくる元妻が疎ましく、今の会社を辞めて、誰も知らない土地で暮らしたいと思っていた俺には、願ったり叶ったりの話なので先輩の誘いを受けることにする。
 収入は以前の半分になったが、離婚で手痛い目にあった俺は、一生独身で自由気ままに暮らしていきたい思っていたから、収入なんか二の次だと考えることにした。
 先輩の会社はイタリアのヴェネチアン・グラスと装飾タイル、インテリア用品や食器類、美術品も一部取り扱っていた。一年の半分を先輩はイタリアに渡って商品の買い付けをしていた。イタリアから送られてくる荷物を得意先の店に納品するのが俺の仕事だった、他にパートの四十代主婦の寺田さんが事務と電話番をしている。
 いつも社長は出張中だし気楽な仕事だった。
 暇な時には、寺田さんとおやつを食べたり、テレビを観たり、のんびり過ごしていた。
 雑居ビルの三階にある2LDの事務所の奥の八畳間を自由に使ってもいいというので、その部屋を住居として俺は暮らしていた。だから、あまり金も使わなかった。
 余談だが、イタリアに一年の半分は出張している社長である先輩には、どうもイタリアに愛人がいるようだった。シルビアというイタリア人女性で、時々、国際電話で話しをするが、日本に五年間留学していたというから、なるほど流暢な日本語を喋る。地元のバイヤーとの細かい交渉はどうやら彼女がやっているようだ。先輩とシルビアは日本で知り合い二人でこのビジネスを始めたということだった。
 だが、先輩には日本にれっきとした妻がいる。五歳と三歳になる子どももいるのだ。
 イタリアにいるシルビアとの二重生活を今後どうするつもりなのか心配になる。先輩の奥さんがどこまで気づいているのか知らないが、もし気づいていたとしても今の生活を捨てる気がないなら、わざと気づかない振りを続けていくつもりだろうか。
 俺が両親に離婚話を打ち明けた時、母は「離婚なんて……世間体が悪いわ」と息子の心配よりも世間体を気にした。父は「もう少し我慢できなかったのか」と辛抱が足りないように言われた。――それ以来、両親とは会っていない。元妻に居場所が知れたら困るので、今の住所さえ教えていない。
 結局のところ、結婚なんて体裁ばかりだと思った。こんな風に結婚生活とは欺瞞に溢れたものなのだと学習させられた。――そして、俺は心底失望していった。



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創作小説・詩

# by utakatarennka | 2017-10-09 19:46 | 恋愛小説