熊野速玉大社 ⑯
熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)は和歌山県新宮市新宮にある神社。
熊野三山の一つ。
主祭神
熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)
熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)
歴史
創建年代は不詳である。
熊野速玉大神は、熊野速玉大社では伊邪那岐神とされ、
熊野本宮大社では同じ神名で日本書紀に登場する速玉之男(はやたまのを)とされる。
また、この速玉之男神の名から神社名がつけられたといわれる。
熊野夫須美大神は伊邪那美神とされ、もともとは近隣の神倉山の磐座に祀られていた神で、
いつ頃からか現在地に祀られるようになったといわれる。
御神木
境内にそびえる樹齢千年のナギの大樹は熊野権現の象徴として信奉篤く、
古来から道中安全を祈り、この葉を懐中に納めてお参りすることが習わしとされています。
熊野牛王とナギの葉をいただくことが、難行熊野詣を無事果たす大きな支えとなりました。
アクセス
JR西日本・JR東海 紀勢本線 新宮駅から車で約5分、徒歩約15分。