西加奈子 「漁港の肉子ちゃん」
最近は創作することばかりに腐心して
本も読まず、読書の楽しさを忘れてしまっていた。
面白い物語を書くためには、
私自身が読者の視点に戻るべきだと考え
『読書日誌』を付けようと思い立った次第です。
■ 著者名 ■
『漁港の肉子ちゃん』
■ 著者 ■
西加奈子
■ 出版社 ■
幻冬舎文庫
■ ジャンル ■
小説
■ あらすじ ■
男にだまされた母・肉子ちゃんと一緒に、流れ着いた北の町。
肉子ちゃんは漁港の焼肉屋で働いている。太っていて不細工で、明るい――キクりんは、
そんなお母さんが最近少し恥ずかしい。ちゃんとした大人なんて一人もいない。
それでもみんな生きている。港町に生きる肉子ちゃん母娘と人々の息づかいを
活き活きと描き、そっと勇気をくれる傑作。
■ 感想 ■
正直、自分はこの作品を楽しめなかった。
どこが面白いのかすら分からない。やたらキャラが濃いのと登場人物たちのキャラの説明ばかりで、
ページ数に対して、内容もストーリーも希薄過ぎるように思う。
単に作者がノリで書いたようなギャグには笑えないし、関西人のキャラを生かしただけの話で、
関西弁だと何でも笑えますか? と訊きたくなる。
これが直木賞作家の実力なのかと、首をかしげたくなった。
■ 参考になったこと ■
まあ、趣味が合わないだけかもしれないけど、いろんな意味で参考にはなりました。
■ 評価 ■
★★☆☆☆
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