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愚詩 = 愚痴 ⑤

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 【バカについて108の反省文】

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
まったくもってバカ ほんとバカ!
バカ過ぎて どこがバカか分からないバカ!
迷惑なバカ うっとうしいバカ 自己中バカ
目指せ! 完全無欠の大バカ者

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
子どもの頃から バカと言われ続けた
『あんたバカじゃないの?』
お陰でバカが板に付いて 自信持って言える
『わたしは立派なバカです』と!

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
バカという名の免罪符 どこでも貼れるバカ
バカだから いい加減です
バカだから 丸投げ状態ですわ
バカだから 自分の言動に責任持てません(笑)

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
あんたにバカって言われたくないよ バカ!
バカにすんなバカッ 怒るぞ バカ!
バカにだって 人権とプライドはあるんだ
自覚症状なしのバカ? バカ バ~カたれ!

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
まったくこの世は バカでごった返してる
日常的バカ 社会的バカ 海千山千バカ
自虐的バカ 快楽的バカ スイーツ大好きバカじゃないの?
刹那的バカ 普遍的バカ 朝から満員電車でバカくさ!

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
京都の観光名所 アジアからの観光客だらけ
アジアンパワーに圧されっぱなし
大声で喋るバカ! 唾吐くバカ! どこでも写真撮影すんなバーカ!
日本なのに日本語通じない んなバカなぁー
アンタらに日本文化わかるの? ウザいんだよ! バカ野郎!

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
もう嫌になっちゃうよ バカバカ言い過ぎじゃん!
言いたい奴には言わせおけ バカバカバカめ!
自分が一番偉いと思ってる あんたバカ!
他人の話し聴かないワンマン あんたもバカ!
人に説教たれんなっ このバカおやぢーー!

バカ バカ バカ バカ バ~カ!
『生きた証』ってなんだ?
あれか 死んだときに……
坊主が板っぺらに書くアレか?

  『OOO莫迦信女』

う~ん バカにお似合いの戒名でした(合掌)

バカ バカ バカ バカ バカ
バカ バカ バカ バカ バ~~~カ!!
さ~て? ここまでバカが幾つかな?
ほらほら そうやってバカ数えて確かめようとする
アンタも馬鹿ねぇ でもバカは楽しいよね
は~い♪ 全部で108の煩悩バカでした 
バカったかな?

       


 【 有耶無耶 】

地べたを這いずる
蟲なんか 踏み潰しても
しょうがない

大空を飛んでいる
鳥なんか 狙っても
墜っこせやしない

中途半端な挫折感が
わたしの心から
情熱を奪っていく

正論を唱える奴らに
追い立てられて
隅っこでちぢこまる

負けるもんかっ!
握り拳を振りあげても
しょせん負け犬の遠吠え

何んとかしなくっちゃ
分かっていても……
そこで思考は途切れてしまう

明日こそ ガンバリます!
眠りにつく前に いつも
『くまのプーさん』に誓っている


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 【 アダムの領域 】

冬の京都の底冷えが
こんなに厳しいとは思わなかった
『暖』を取るために 飲んだ甘酒が
わたしの膀胱に水を溜める

切羽詰まっていた
ペンギンのように内股で ヨチヨチ歩く
溢さないように……

早く 早く 見つけないと
どこだ どこに あるんだ?
もう腹筋力では圧さえ切れない

  『TOILET』

このままでは破滅だ
タイムリミットは近づいていた
黄色い水たまりに 太陽は映らない

ついにあった!
まさに光り輝くチャペルのようだ
助かったと叫び 怒涛の勢いで飛び込んで
ナイヤガラの滝のように轟々と……

人心地ついた わたしは
個室から出ようと ドアを開けた瞬間
我が目を疑った!

背を向けて 男がふたり
自前の如雨露で放水中だった

まさか信じられない
ここは『アダムの領域』だったなんて!
イヴは個室から出られない

『神様、わたしは罪深い女です』

林檎も食べました!
蛇も虐めました!
男も騙しました!

そんな懺悔をしてる場合ではない

ついに 厚顔無恥なイヴは
脱兎のように 個室から飛びだし
何も知らない アダムたちの背中を
疾風のように駆け抜けた

彼女は手も洗わずに……



 【 オヤジのブルース 】

スッテーーーーン!!

地球が半回転した
いいや したのはおいらの方だった

おもいっきり
薄くなった後頭部を
アスファルトに叩きつける

\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/オイラハダアレ?

イテテ・・・
畜生め! 誰だよ
こんなところにバナナの皮捨てたのは?

今どき こんなバナナの皮で
すってんころりん ベタなギャグで笑えない
どうせ 時代遅れのオヤジだよ

通りすがりの女子高生に笑われた
薄くなった後頭部に
世間の風が冷たいぜぇ~

あぁ~オヤジのブルース



     【 輪っか 】

   棒で地べたに
   ぐるっと輪っかを描いた
   ここはわたしの陣地だから
   誰も入ってこないでね!
   高らかに領土宣言したら
   輪っかの中でうずくまる
   そんな風にテリトリー決められたら
   きっと楽に生きられるよね?
   自分の世界に浸っていたい
   踏みつけられて
   ぼろ雑巾みたいになって
   プライドも剥げ落ちた
   無防備なわたし……
   輪っかの中で足元を這う
   ありんことお友だち



 【 犬の糞 】

朝、駐車場の前に
犬の糞が落ちていた
私は舌打ちをして
それをテッシュに包んで
ゴミ箱へ捨てた

二日後、駐車場の前に
また犬の糞が落ちていた
私は憤慨し殺虫剤を撒き散らし
水を入れたペットボトル
その場所に置いた

その日から、駐車場の前に
犬の糞は落ちていない
だが糞をした犬もその飼い主も
分からないままに……
糞をされた事実だけが残った


   そこで言いたい!
   飼い犬の糞の後始末もできないような
   そんな人間に犬を飼う資格があるのか? 
   ……と。
 

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 【 残念でした 】

捨てていった想いや
叶わなかった夢を抱いたままで
わたしは一歩一歩 足を踏み出す

いつも「残念でした」という
不完全燃焼の鎖が絡みついて
上手く 足が動かない

前のめりになりながら
辿りついたら
そこにも「残念でした」の旗が……

いやいや 残念でしたねぇ
お猿が真っ赤なお尻を
ペシペシ叩いて嗤った

叶わない夢ばかりみているから
わたしの引いたくじは
またまた「残念でした」ばかりだ

いったい どれだけ歩けば
幸運の女神 あなたの手に
触れられるの?



 【 顔文字を使った詩(○>ω・)ь⌒☆ 】

仕切りたがりのおばさん
スーパーのレジでしきる
銀行のATMでしきる
トイレの順番もしきる

  『 ハイ! そこ空いたよ! 』

大きなお世話だよ(≧ヘ≦ )プイッ!
 

仕切りたがりのおばさん
家では専制君主 もう誰も逆らえない
人の迷惑かえりみず KYマイペース
若い男に甘く  若い娘には手厳しい

  『 最近の若い娘ってホント常識ないわ!』

一番常識ないのアンタだろ( 'ェ')σ

仕切りたがりのおばさん
スーパーの見切り品には目がない
受け取ったレシートは必ずチェーック♪
1円でも合わないと 大声でまくし立てる

  『 ちょっと! 間違ってるわよ責任者呼んでぇー! 』

アンタ少しは黙ってろ(怒`・ω・´)ムキッ

     
 ↑ こんな逞しい人には成れない。。。(o_ _)oパタッ



 【 “ 無 ” 】

“ 無 ”

は 感覚なのか
概念なのか

見えないものは
そこに存在しない

“ 無 ”

だが 言葉がある
表現がある

見つからない
でも探してみよう

“ 無 ”

分からない
分からない

答えがない まま
ずっと考えている――



 【 蚊を殺す 】

パソコンに向って
キーボードを打っていたら
ブ~~~ン
という音が聴こえてきた
蚊か?
気づいた時にはもう遅い
手と足と三ヶ所 刺された後だった
痒い 痒いと掻きむしりながら
蚊の気配を探っていると

ブ~~~ン
耳の側で聴こえた
パシッ!
両手で力一杯 叩き潰す
手の中には私の血を吸った蚊が
ペッチャンコになっていた
ざまあみろ!
一度か二度で止めて置けばいいものを
何度もくるから殺されるんだ

人間の血を吸うのは牝の蚊だけ
産卵するために栄養ドリンクのつもりか
私の身体に血液がたっぷりある
小さな蚊が何滴吸っても
どうってこともないが
あの刺した後の痒みだけは
勘弁してほしい
タダで血を吸って 置き土産があれか?
なんて恩知らずな奴だ!

一匹の小さな昆虫を殺したために
人類の未来が変わってしまう
パラレルワールドの話がある
私は蚊を殺し 詩に書いたから
記録として残るし それを読んだ人は
「くだらない」という感想を残すだろう
一匹の蚊を殺したことで
今、何かが変わろうとしているかもしれない

未来の私も そしてあなたにも――

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創作小説・詩

by utakatarennka | 2017-07-12 10:15 | 愚詩 = 愚痴