又吉直樹「火花」
最近は創作することばかりに腐心して
本も読まず、読書の楽しさを忘れてしまっていた。
面白い物語を書くためには、
私自身が読者の視点に戻るべきだと考え
『読書日誌』を付けようと思い立った次第であります。
最近では紙の本だけではなく、
楽天Koboにて、電子書籍での読書もしています。
■ 著書名 ■
『火花』 (電子書籍版)
■ 著者 ■
又吉直樹
■ 出版社 ■
文春文庫
■ ジャンル ■
小説
■ あらすじ ■
売れない芸人の徳永は、、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。
神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。
笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。
第一五三回芥川賞を受賞し、累計発行部数283万部を誇る傑作が待望の文庫化!
■ 感想 ■
友人が面白いと言っていたので『火花』読んでみました。
実に予想を超える出来の良さに驚きました! 漫才師が書いたとは信じがたい文学性です。
お笑い芸人といっても終始寂しさが漂っていて、何とも切ない人間ドラマでした。
■ 評価 ■
★★★★★
火花【電子書籍】[ 又吉直樹 ] |