田辺聖子「おちくぼ姫」
最近は創作することばかりに腐心して
本も読まず、読書の楽しさを忘れてしまっていた。
面白い物語を書くためには、
私自身が読者の視点に戻るべきだと考え
『読書日誌』を付けようと思い立った次第であります。
最近では紙の本だけではなく、
楽天Koboにて、電子書籍での読書もしています。
■ 著書名 ■
『おちくぼ姫』
■ 著者 ■
田辺聖子
■ 出版社 ■
角川文庫
■ ジャンル ■
小説
■ あらすじ ■
高貴な生まれにもかかわらず、意地悪な継母に縫い物ばかりさせられていた貴族の姫君。落ちくぼんだ部屋にひとりぼっちで暮らす彼女は、邸の者からも「おちくぼ」と呼ばれていた……。
そんなある日、都でも評判の貴公子が姫君の噂を聞きつけて求婚を! 熱心な貴公子に姫君の心も動かされるものの、さまざまな問題が立ちはだかる。 はたして二人の恋の行方は……?
若い読者のために現代訳された、田辺聖子の「王朝版シンデレラ」!
■ 感想 ■
非常に読みやすい平安時代の物語である。
ストーリーは「王朝版シンデレラ」そのもので、分かりやすい内容に納得できる。
私としては、平安時代の言語や風俗、時代考証などが勉強になりました。
■ 評価 ■
★★★