花ことば 57 [ チューリップ ]
「思いやり」
■ 色別の花言葉 ■
赤いチューリップ
「愛の告白」
白いチューリップ
「失われた愛」
ピンクのチューリップ
「愛の芽生え」「誠実な愛」
黄色いチューリップ
「望みのない恋」「名声」
■ 花ことばの由来 ■
花言葉の「思いやり」は、
三人の騎士を思いやる美少女に由来するといわれます。
オランダのチューリップ物語とは、
その昔、ある村にとても美しい少女がいました。
三人の騎士がその少女にプロポーズをし、
騎士たちはそれぞれ、
家宝である王冠、剣、黄金を少女に贈りました。
少女は三人のうち誰と結婚するのか悩みます。
そして、一人を選ぶことができない少女は、
花の女神フローラに自分を花に変えてくれるように頼みます。
女神フローラは願いを聞き入れ、
少女をチューリップの姿に変えました。
チューリップの姿は、花が王冠を、葉が剣を、
そして球根が黄金を表すといいます。
■ 花名の由来 ■
属名の学名「Tulipa(チューリッパ)」は、
ペルシャ古語で頭巾を意味する「tulipan(ツルバン)」を語源とし、
頭に巻くターバンとチューリップの花姿が似ていることに由来するともいわれます。
16世紀にトルコからヨーロッパにチューリップが持ち込まれ、
多くの栽培品種が生み出されました。
オランダでは17世紀に熱狂的なチューリップブームが起き、
投機の対象にもなっています。
日本には19世紀後半に渡来し、
当時は鬱金香(ウッコンコウ)の名前で呼ばれました。
英語では「Tulip(チューリップ)」と呼ばれます。
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