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カテゴリ:読書日誌( 72 )

村山由佳「星々の舟」

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画像はTwitterから流れてきたものをお借りしました。


かつて読書家だった私ですが、
最近は創作することばかりに腐心して
本も読まず、読書の楽しさを忘れてしまっていた。

面白い物語を書くためには、
私自身が読者の視点に戻るべきだと考え
『読書日誌』を付けようと思い立った次第であります。

最近では紙の本だけではなく、
楽天Koboにて、電子書籍での読書もしています。




 ■ 著書名 ■

『星々の舟』 (電子書籍版)

 ■ 著者 ■

村山由佳

 ■ 出版社 ■

文春文庫

 ■ ジャンル ■

小説

 ■ あらすじ ■

家族だからさびしい。他人だからせつない──禁断の恋に悩む兄妹、他人の男ばかり好きになる末っ子、居場所を探す団塊世代の長兄と、いじめの過去から脱却できないその娘。
厳格な父は戦争の傷痕を抱いて──平凡な家庭像を保ちながらも、突然訪れる残酷な破綻。
性別、世代、価値観のちがう人間同士が、夜空の星々のようにそれぞれ瞬き、輝きながら「家」というひとつの舟に乗り、時の海を渡っていく。
愛とは、家族とはなにか。03年直木賞受賞の、心ふるえる感動の物語。

 ■ 感想 ■

直木賞作家の村山由佳の作品を初めて読んでみましたが、かなり読みやすくて面白かった。
文学作品という感じではなく、サクサクと読んでいける気軽さがある。
家族をテーマに描いたこの小説はそれぞれの家族一人一人のドラマで成り立っている。

 ■ 評価 ■

★★★★




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by utakatarennka | 2018-12-23 13:32 | 読書日誌
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かつて読書家だった私ですが、
最近は創作することばかりに腐心して
本も読まず、読書の楽しさを忘れてしまっていた。

面白い物語を書くためには、
私自身が読者の視点に戻るべきだと考え
『読書日誌』を付けようと思い立った次第であります。

最近では紙の本だけではなく、
楽天Koboにて、電子書籍での読書もしています。




 ■ 著書名 ■

『木洩れ日に泳ぐ魚』

 ■ 著者 ■

恩田陸

 ■ 出版社 ■

文春文庫

 ■ ジャンル ■

小説

 ■ あらすじ ■

舞台はアパートの一室。別々の道を歩むことが決まった男女が最後の夜を徹し語り合う。
初夏の風、木々の匂い、大きな柱時計、そしてあの男の後ろ姿――共有した過去の風景に少しずつ違和感が混じり始める。
濃密な心理戦の果て、不思議な胸騒ぎと解放感が満ちる傑作長編!
解説・鴻上尚史

 ■ 感想 ■

以前、読んだ恩田陸の作品は私の期待を裏切るものだったが、今回読んだ、この「木洩れ日に泳ぐ魚」は、まさに想像を絶する面白さだった!
たぶんテーマがもの凄く絞れていたのが良かったのだろう。
壮絶な男女の心理戦によって導き出された予想に反する真実に驚き、そして興奮、あっという間に読んでしまった。

 ■ 評価 ■

★★★★★


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by utakatarennka | 2018-12-22 13:05 | 読書日誌

桜木紫乃「氷平線」

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かつて読書家だった私ですが、
最近は創作することばかりに腐心して
本も読まず、読書の楽しさを忘れてしまっていた。

面白い物語を書くためには、
私自身が読者の視点に戻るべきだと考え
『読書日誌』を付けようと思い立った次第であります。

最近では紙の本だけではなく、
楽天Koboにて、電子書籍での読書もしています。




 ■ 著書名 ■

『氷平線』

 ■ 著者 ■

桜木紫乃

 ■ 出版社 ■

文春文庫

 ■ ジャンル ■

小説

 ■ あらすじ ■

真っ白に海が凍るオホーツク沿岸の町で、静かに再会した男と女の凄烈な愛を描いた表題作、酪農の地を継ぐ者たちの悲しみと希望を牧草匂う交歓の裏に映し出した、オール讀物新人賞受賞作「雪虫」ほか、珠玉の全六編を収録。
北の大地に生きる人々の哀歓を圧倒的な迫力で描き出した、著者渾身のデビュー作品集。
解説・瀧井朝世

 ■ 感想 ■

桜木紫乃の描く北海道の大地と自然描写が好きです。
文学的で実に情緒溢れる作家だと思います。
この人の描く男女の愛は救いようがなくて……切ないけど、そこがいい!

 ■ 評価 ■

★★★★


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by utakatarennka | 2018-12-21 12:43 | 読書日誌

恩田陸「月の裏側」

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かつて読書家だった私ですが、
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本も読まず、読書の楽しさを忘れてしまっていた。

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最近では紙の本だけではなく、
楽天Koboにて、電子書籍での読書もしています。




 ■ 著書名 ■

『月の裏側』

 ■ 著者 ■

恩田陸

 ■ 出版社 ■

幻冬舎文庫

 ■ ジャンル ■

小説

 ■ あらすじ ■

九州の水郷都市・箭納倉。ここで三件の失踪事件が相次いだ。
消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、不思議なことに、じきにひょっこり戻ってきたのだ、記憶を喪失したまま。まさか宇宙人による誘拐か、新興宗教による洗脳か、それとも?事件に興味を持った元大学教授・協一郎らは“人間もどき”の存在に気づく…。

 ■ 感想 ■

本屋大賞+直木賞作家の作品だということで、期待して読んだんですが……
ストーリー自体がB級ホラーなのに、やたら文学的な味付けで深みを出そうとしていて、
ページ数ばかり分厚くて、やたら回想シーンや伏線で期待させまくった割には、
なんか中途半端なオチだったので、正直がっかりしました。

 ■ 評価 ■

★★


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by utakatarennka | 2018-10-19 21:17 | 読書日誌
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 ■ 著書名 ■

『京都ぎらい』

 ■ 著者 ■

井上章一

 ■ 出版社 ■

朝日新書

 ■ ジャンル ■

エッセイ

 ■ あらすじ ■

あこがれを集める歴史の都・京都! そんな古都を「きらい」と明言するのは、京都育ちで、ずっと京都に住んでいる著者だ。
千年積もった洛中人の毒や、坊さんと舞子さんとのコラボレーションなど、「こんなん書いてええのんか?」という衝撃の新京都論。

 ■ 感想 ■

京都=洛中、洛中以外は京都にあらずという京都人気質に、さすが“いけず”の文化だと納得させられた。
わたしは京都と隣接する大阪の都市に暮らしているので、京都人のプライドの高さや高慢さ、
お金に対する汚さとか分かっています。
関東エリアの皆さん、京都は町の美しさと人間性は反比例しているので気を付けてください。
なんでもかんでも京都というブランド名で旅人から大金を巻き上げますから~
この本の中に書かれていることがよ~く分かります。

 ■ 評価 ■

★★★★


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by utakatarennka | 2018-10-18 20:53 | 読書日誌
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 ■ 著書名 ■

『コンビニ人間』 (電子書籍版)

 ■ 著者 ■

村田沙耶香

 ■ 出版社 ■

文春文庫

 ■ ジャンル ■

小説

 ■ あらすじ ■

「普通」とは何か?
現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作
36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、
「店員」でいるときのみ世界の歯車になれるーー。
「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。
ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。
累計92万部突破&20カ国語に翻訳決定。
世界各国でベストセラーの話題の書。


 ■ 感想 ■

初めて読んだ村田沙耶香の小説ですが、芥川賞作品の割には読み易く、テンポもいい。
「普通の人間っていうのはね、普通じゃない人間を裁判するのが趣味なんですよ。」この言葉が印象的だった。
キャラや内容が面白くてサクッと読めました。

 ■ 評価 ■

★★★★



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by utakatarennka | 2018-10-17 20:27 | 読書日誌

角田光代「対岸の彼女」

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 ■ 著書名 ■

『対岸の彼女』

 ■ 著者 ■

角田光代

 ■ 出版社 ■

文春文庫

 ■ ジャンル ■

小説

 ■ あらすじ ■

専業主婦の小夜子は、ベンチャー企業の女社長、葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始めるが……。
結婚する女、しない女、子どもを持つ女、持たない女、それだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう。
多様化した現代を生きる女性の、友情と亀裂を描く傑作長編。
第132回直木賞受賞作。 解説・森 絵都

 ■ 感想 ■

角田光代の小説は「いつもよく書けてるなあ」という感想を持つ。
人物描写も巧いし、時代に即して、女性には感情移入しやすい内容だと思う。
専業主婦と働く女性、それぞれ立場が違えば分かりあえないことばかり……結局のところ、女の敵は女なのだ。

 ■ 評価 ■

★★★★


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by utakatarennka | 2018-09-03 15:13 | 読書日誌

又吉直樹「火花」

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 ■ 著書名 ■

『火花』 (電子書籍版)

 ■ 著者 ■

又吉直樹

 ■ 出版社 ■

文春文庫

 ■ ジャンル ■

小説

 ■ あらすじ ■

売れない芸人の徳永は、、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。
神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。
笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。
第一五三回芥川賞を受賞し、累計発行部数283万部を誇る傑作が待望の文庫化!

 ■ 感想 ■

友人が面白いと言っていたので『火花』読んでみました。
実に予想を超える出来の良さに驚きました! 漫才師が書いたとは信じがたい文学性です。
お笑い芸人といっても終始寂しさが漂っていて、何とも切ない人間ドラマでした。

 ■ 評価 ■

★★★★★


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by utakatarennka | 2018-08-22 15:43 | 読書日誌

藤原緋沙子「月凍てる」

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最近は創作することばかりに腐心して
本も読まず、読書の楽しさを忘れてしまっていた。

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『読書日誌』を付けようと思い立った次第であります。

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 ■ 著書名 ■

『月凍てる』

 ■ 著者 ■

藤原緋沙子

 ■ 出版社 ■

新潮文庫

 ■ ジャンル ■

小説

 ■ あらすじ ■

幼馴染みのおまつとの約束をたがえ、奉公先の婿となり主人に収まった吉兵衛は、義母の苛烈な皮肉を浴びる日々だったが、おまつが聖坂下で女郎に身を落としていると知り……(「夜明けの雨」)。兄を殺した仇を九段坂で張り込む又四郎に国許より兄嫁が自害の知らせがもたらされた(「月凍てる」)。江戸の坂を舞台に人びとの哀歓を掬い取った人情時代小説の傑作四編。『坂ものがたり』改題。

 ■ 感想 ■

時代考証が難しい時代小説は読むと勉強になります。
内容はいかにも江戸人情物って感じで、無難なく面白い小説だと思います。

 ■ 評価 ■

★★★


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by utakatarennka | 2018-08-21 15:13 | 読書日誌
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最近は創作することばかりに腐心して
本も読まず、読書の楽しさを忘れてしまっていた。

面白い物語を書くためには、
私自身が読者の視点に戻るべきだと考え
『読書日誌』を付けようと思い立った次第であります。

最近では紙の本だけではなく、
楽天Koboにて、電子書籍での読書もしています。




 ■ 著書名 ■

『博士の愛した数式』

 ■ 著者 ■

小川洋子

 ■ 出版社 ■

新潮文庫

 ■ ジャンル ■

小説

 ■ あらすじ ■

〔 ぼくの記憶は80分しかもたない 〕博士の背広の袖にはそう書かれた古びたメモが留められていた――記憶力を失った博士にとって、私は常に“ 新しい ”家政婦。
博士は“ 初対面 ”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。
あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。

 ■ 感想 ■

以前から持っていた小説だが、長い間本棚に打ち捨てられていたものだった。
人気小説だし、ふと気になって読んでみたら……なるほど良く出来た作品でした。
記憶障害・数学・野球とこの3つのキーワードを巧く繋ぎ合わせ、完成させた文学作品だった。
数式のことなど著者の造詣の深さに感服させられた。

 ■ 評価 ■

★★★★


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博士の愛した数式 (新潮文庫) [ 小川洋子(小説家) ]
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by utakatarennka | 2018-08-14 10:17 | 読書日誌